2025年01月07日
2025年1月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.47~
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エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.47~
※SGNエコ交通研究会メンバーが毎月交代で執筆します。
未来のまちと交通はどう変わる?
10月に続き『未来アイデア会議』滋賀地域交通ワークショップの話題です。
(前回の話はこちらから↓)
https://sgpn.shiga-saku.net/e1709513.html
「持続可能な地域交通」の実現を目指し、県民から意見を集め対話する会が
県内6カ所で開催されています。(主催:滋賀地域交通活性化協議会)
一般公募の県民と、公共交通の主な利用者である高校生、利用者の声を代弁
する福祉や観光の関係者、工業会や事業者など、それに行政職員と交通事業
者が同じテーブルで意見を交わす場です。
7月から9月にかけて第1回ワークショップを行い、11月から1月にかけて
第2回ワークショップを行っています。
1回目は皆さんが日ごろどのような移動をされているか、またどのような
想いを交通に対して持たれているか、困っていることは何か、そして交通
事業者や行政職員の日々の苦労を、互いに知り合う機会でした。
その結果を踏まえ、第2回では公共交通の現状を維持するシナリオB、積極
活用するシナリオA、市場原理に任せて黒字の路線のみ残すシナリオCの
三つのプランが示され、皆さんの暮らしは各々のシナリオでどう変わるか、
どのシナリオが望ましいと思うかについて意見交換しています。
その地域の事情でそれぞれ異なった傾向の対話となっています。
お金がいくらでもあれば公共交通を便利にしたいけど。いやお金がいくら
あっても運転士不足は解決しないから。公共交通が便利になっても、私は
やっぱりもっと便利なクルマを選びたい。使われない公共交通は不要だと
認識されてなくなっていく。こんな難題にみんなで頭を悩ませ、それでも
大勢で知恵を出し合えば色々なアイデアが生まれてきて、少しは希望の芽
も見えています。
このワークショップは1月18日(土)の湖東地域での実施が最終となり、
2月15日(土)にはイオンモール草津で総まとめとなる県民フォーラムが
開催される予定になっていて、誰でも参加できます。
https://www.shigasmart2040.jp/
若者のクルマ離れが進む現代、そこへ行く交通手段がない事業所が就職先
として選ばれなくなる状況がすでに生まれつつあります。
また、いずれは誰もが交通弱者になります。そのとき、あなたの地域には
どんな移動の選択肢が残されているでしょうか。不便だと人が離れていけば
地域はどうなるでしょうか。困らないために、あなたが今するべきことは
何でしょう。
クルマの問題は単にCO2排出のテーマにとどまらず、持続可能な社会を
めざす上ですべての人に幅広く関わってくる重要なまちづくりの問題です。
ご自身の未来のために、議論に一緒に参加されてみてはいかがでしょうか。
エコ交通研究会 南村 多津恵
(輪の国びわ湖推進協議会、くうのるくらすの創造舎)
※エコ交通研究会ホームページはコチラ↓
https://www.shigagpn.gr.jp/ecotsu/
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エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.47~
※SGNエコ交通研究会メンバーが毎月交代で執筆します。
未来のまちと交通はどう変わる?
10月に続き『未来アイデア会議』滋賀地域交通ワークショップの話題です。
(前回の話はこちらから↓)
https://sgpn.shiga-saku.net/e1709513.html
「持続可能な地域交通」の実現を目指し、県民から意見を集め対話する会が
県内6カ所で開催されています。(主催:滋賀地域交通活性化協議会)
一般公募の県民と、公共交通の主な利用者である高校生、利用者の声を代弁
する福祉や観光の関係者、工業会や事業者など、それに行政職員と交通事業
者が同じテーブルで意見を交わす場です。
7月から9月にかけて第1回ワークショップを行い、11月から1月にかけて
第2回ワークショップを行っています。
1回目は皆さんが日ごろどのような移動をされているか、またどのような
想いを交通に対して持たれているか、困っていることは何か、そして交通
事業者や行政職員の日々の苦労を、互いに知り合う機会でした。
その結果を踏まえ、第2回では公共交通の現状を維持するシナリオB、積極
活用するシナリオA、市場原理に任せて黒字の路線のみ残すシナリオCの
三つのプランが示され、皆さんの暮らしは各々のシナリオでどう変わるか、
どのシナリオが望ましいと思うかについて意見交換しています。
その地域の事情でそれぞれ異なった傾向の対話となっています。
お金がいくらでもあれば公共交通を便利にしたいけど。いやお金がいくら
あっても運転士不足は解決しないから。公共交通が便利になっても、私は
やっぱりもっと便利なクルマを選びたい。使われない公共交通は不要だと
認識されてなくなっていく。こんな難題にみんなで頭を悩ませ、それでも
大勢で知恵を出し合えば色々なアイデアが生まれてきて、少しは希望の芽
も見えています。
このワークショップは1月18日(土)の湖東地域での実施が最終となり、
2月15日(土)にはイオンモール草津で総まとめとなる県民フォーラムが
開催される予定になっていて、誰でも参加できます。
https://www.shigasmart2040.jp/
若者のクルマ離れが進む現代、そこへ行く交通手段がない事業所が就職先
として選ばれなくなる状況がすでに生まれつつあります。
また、いずれは誰もが交通弱者になります。そのとき、あなたの地域には
どんな移動の選択肢が残されているでしょうか。不便だと人が離れていけば
地域はどうなるでしょうか。困らないために、あなたが今するべきことは
何でしょう。
クルマの問題は単にCO2排出のテーマにとどまらず、持続可能な社会を
めざす上ですべての人に幅広く関わってくる重要なまちづくりの問題です。
ご自身の未来のために、議論に一緒に参加されてみてはいかがでしょうか。
エコ交通研究会 南村 多津恵
(輪の国びわ湖推進協議会、くうのるくらすの創造舎)
※エコ交通研究会ホームページはコチラ↓
https://www.shigagpn.gr.jp/ecotsu/
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2025年2月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.48~
2024年12月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.46~
2024年11月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.45~
2024年10月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.44~
2024年9月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.43~
2024年8月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.42~
2024年12月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.46~
2024年11月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.45~
2024年10月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.44~
2024年9月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.43~
2024年8月 エコ通勤・エコトリップのススメ~vol.42~
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